
◆股引とは
股引は室町時代の史料に見られる「ももはばき」が変化したと考えられ、元々仕事着として開発されたもので、立ち居に楽なように仕立ててあります。股引は細ければ細いほどよいと踵(かかと)に紙を当てすべらせてはいたというほどで、足首からふくらはぎまで体の線にぴったり合ったものがより”粋”で格好がよいとされます。ヒモ式とゴム式の二種類があります。半股引【ハンダコ】も地方にもよりますが、祭衣装に欠かせないアイテムです。
◆股引の必要性
腹掛とペアにるものですから、腹掛をする場合は必ず(地方にもよりますが)必要となります。
色も柄も腹掛けと合わせた方が粋でシンプルかと思います。ダボシャツ着用の場合はシャツを外に出して着用しますが、鯉口シャツの場合はシャツを股引の中にしまって着用します。
◆股引の選び方
腹掛同様に自分のサイズに合ったものをお選びください。サイズはモモの付け根五㎝下のモモ回りサイズと身長により決まります。商品はやはり色を基調に白・黒・藍・柄ものとございますが、袢纏にコントラストを合わせたものがベストでしょう。素材は平織り・綾織り・刺し子織りとございますが、夏期(5月~9月)祭りには刺し子織は袢纏を着用する場合には暑いかと思われます。当然ですが、腹掛とは品を合わせたほうがよりシンプルに粋に決まることでしょう。
◆橋本屋の股引の特徴
メーカー業でもあるために品質には十分こだわり吟味した品ばかりを取り揃えました。
弊社実店頭販売で実績のあるものばかりを掲載し、ネット販売しております。特にお勧めは
遠州ヤマタ印の藍染股引は絶対の自信作です。サイズも全20サイズ程ございます。しかも女性サイズを特に充実した本格的な藍染です。