私の尊敬する経営コンサルタント「船井幸雄」氏の船井幸雄・語録です。
「責任をとろう」
企業のオーナーというのは絶対に責任から逃れる事ができない立場の人です。逃げが打てない以上、否応なく会社の事で親身でとことん考えます。
持てる力もフルに発揮されるわけです。私が日頃から、経営者になることが人間性を向上させるもっとも早い道であると言っているのはそういう意味からです。
逆に、逃げ道を用意し、へたな責任をかぶらないという生き方がいまの風潮の様です。そんな世相の中で育った人たちは、責任から逃げないこと、それ自体を想像する事が難しいかもしれません。そのメリットやデメリットを理解しろというのは無理な相談でしょう。
それを克服するには、とりあえずでも「私の責任です」と言ってみることです。小さな事で結構です。ひと踏ん張りして瞬間的に身をかわすくせを変えてみるのです。
人は意外に自分以外の他人のことには無頓着です。自分で気にするほど他人には意識されていない、というのもよくあることです。人の目や、悪口、中傷を必要以上に気にするのはくたびれ損というものです。それらに下手に反論したり、抵抗したりするからおかしくなるのであって、いったん全てを受け入れて「私の責任です」という態度を表明してしまえば、ひどい責任の取り方を強要される事も少ないのです。
この心意気を、是非とも躾として身につけて欲しいと思います。-----文責・佐野浩一-----
以上
ですが…