バングラデッシュ♪

祭典男

2012年04月16日 19:18


4/3夜未明よりバングラディッシュ【ダッカ】に向けて飛び立ち、6時間のトランジット(乗換え待ち時間)もふくめて、総時間15時間ほどかけて到着しました。

そして4日間の滞在の後、7日の未明にバングラを出発し8日の朝6時30分に関西空港に着きました。

行き帰りで約30時間程ついやした長旅でした。ふう~。つかれたぁ♪

お陰様でとても気づきと実のある出張になりました。

ダッカのの空港につくや否や物乞いの子供が・・・

聞いてはいたものの…(悲)

でもメッチャ笑顔でテンション高く…

年のころ6才ぐらいでしょうか・・・

食べ物が欲しいとジェスチャーで手を口元にもっていきながら…手をだして…

私はどうしていいものかと迷っていたら…

お迎えに来て頂いたバングラの現地法人の日本人社長(ほとんど現地の人っぽい(爆))が…

その子供相手に笑いを含めて「ノー」と…(爆)

私は食べ物は持っていなかったので、急遽日本から持ってきたお土産のおかめひょっとこの根付を子供に渡して…

にっこり子供も笑い…立ち去って行きました。

これがは初体験でしたが…

ダッカ市内に入ると交差点で止まる毎に、物乞いのばあちゃんや子供、物売りの子供(地図やお花を…)がわんさか近寄ってきました。

私たちの乗ったマイクロバスはほぼ新車のピカピカでしたので、注目の的で…。

どこに行ってもガン見されて…なんか芸能人にでもなった気分でしたね(笑)

というのも、ダッカ市内を走る車は全部ボコボコでした(これは特にバスに関してです。)。

フロントガラスが割れているのは当たり前、ひどいものは窓が無いバス(想像できませんがありました(爆))や力車と呼ばれる3輪自転車がめちゃくちゃ多く、しかもまったく交通ルールを守らないので、クラクションはずーっとどこかで鳴りっぱなし状態でした。

(私のFBに映像が2本ほどアップされていますのでご覧ください。)

とにかく交通状態はこの世のものと思えないぐらい恐ろしい状況でした。

3車線ある車道に車・3輪自転車(人を乗せる力車と呼ばれる乗り物)・バス・トラック・自転車・バイク・人の群れ…

交差点に信号はあるのにまったく守らない…赤でもどんどん突っ込んできます。

逆行は当たり前の事、歩行者も平気で3車線の道路を横切るし…車の間を縫って歩いている…

その中、私たちの車は100キロ近くスピードも出しながら移動していきました。

ドライバーさんはメッチャ技術がありました。これは驚きのドライバーテクニックでした(爆)

私は怖くて(笑)バスの中ではほとんど寝れずに周りの景色をずっと眺めていました。

ほかの方はかなり熟睡している方もお見えでした(笑)

ポリスマンはいるけどほとんど機能していず…

しかもここそこで交通を巡り賄賂の要求があり…

とこんな感じでした。

道路にはごみがあふれ…

スコールにより雨が降ると水はけが悪いため道路にあふれ…

しかも舗装してある道にも砂埃やごみが大量にあるためグッチャグチャです。

ちょっと横道にそれると…舗装もしていない道があり、穴ぼこだらけの為、ゆっくりとして移動できません…。

と道路状況はこんなものでしょうか…(爆)

人に関しては非常に親日的な方が多く、歴史的背景(戦争で日本が助けたというイメージが強いとのことです)もありとても日本人が大好きなようです。

「アーユージャパニーズ?」

と聞かれ…「イエス」と答えると非常ににっこり笑い一生懸命英語で話しかけてきます…

工場のオーナー、服飾市場のオッチャン、兄ちゃん、ホテルの警備人、空港にいる人数えきれないぐらいの人から話しかけられました…

私もイングリッシュはア・リトルですので(爆)ところどころしかわからずに訳も分からず「イエス」「イエス」と…(爆)

女性の服は…

ほぼサリーのような民族服しか着ていません。

普通にTシャツやジーパンなどは皆無でした…。(驚)

百貨店に少しだけいたのは…外人のお姉さんぐらいで…ほぼみんなサリーを着ています。

男性はというと民族服もいますがほぼ自由な恰好をしていますね…

女性はシャイでほとんど今回話をしませんでした。

した記憶があるのは大きなデニムメーカーのキャリアっぽいお姉さんかな?しかもその方も民族服を着ていました。

縫製工場やいろんなアパレル施設で働く女性たちも全員サリーを着、作業しながら…私たちをチラ見をずーっとしていました。微笑み返しをするとかわいくニッコリする子やシャイに顔を伏せてしまう子がほとんどでしたね…。

子供たちは普通に明るく…日本人となるととてもハッスルし(爆)、テンション高く…チュッパチャップスなどをあげると嬉しそうにニコニコして・・・

こんな素晴らしい、かわいい親日派の人々に少しでも貢献できるように今回は祭の衣装を作成するためにバングラに出かけたのです。

国的にとても貧しいため国連から最貧国と認められ、関税がかかりません。バングラの人たちに少しでも貢献できればとてもうれしいですね…

但し米の自給率100%以上でしかも輸出はしないと国が決めているそうですので、飢餓の心配は絶対無いようです。ここんところは日本も真似ができないお手本として見習わないといけません。

このように…

日本と比べられもできない環境の中で一生懸命に生きているバングラの人々に敬意を表するとともに、今一度私たちの置かれている、超恵まれている環境・社会に愛と感謝をして生きていきたいと再確認、リマインドさせられました。ちっぽけなことで不平不満を言う自分たちが情けありません(泣)ありがとうございます。

祭り衣装も最終決定サンプルがもう少しで上がってきます。いいものを少しでも安くご提供できるように頑張ります。

バングラの話は続編もございます(爆)

愛感謝 Love&Thank's


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